02 SketchUpの基本操作(パーツ配置法)

レール等のパーツを配置する際のSketchUp基本操作方法です.

基本的に「操作マニュアルもろくに読んでない素人がいつもやってるやり方」ですので,参考レベルとして下さい(^^;

まず,画面操作系.
マウスホイール操作: 拡大,縮小
マウス中ボタン(ホイール)クリック: 回転
マウス中ボタン(ホイール)クリック + Shift: パン

ショートカットキーやアイコンでも同様の操作ができますが,基本はマウス操作になろうかと.とりあえずこれだけ覚えれば画面操作は行えます.

正直,「パン操作がクリックのみで,回転が+Shiftだろう普通」と強く思うのですが,慣れるほかないようです.マウス操作のカスタマイズのやり方は・・・分かりません(たぶんない?).

で,パーツの配置方法.
すでにレール等のコンポーネントがライブラリに登録されているとして(方法は「SketchUp設定他」を参照下さい),

例えば直線レールをコンポーネントウインドウから選択(クリック)し,

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マウスカーソルを配置画面上に移すと,配置位置を選択する状態となります.
この場合ですと,基準位置は直線レールの左下隅で,これを(最初の配置なので)座標原点に合わせてクリック(配置)します.

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さらにもうひとつ直線レールを繋げる場合は,
①コンポーネントウインドウから再度直線レールを選択して配置.
②先に配置した直線レールをコピー(複写)する.
の2通りの方法があります.

パーツを複数選択し,幾つかのパーツを一気に複写,移動することも多いですので,通常②のやり方を使ってます.

まず「選択」ツールをクリックし,先に配置した直線レールを事前選択(クリック)します.

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次に「移動/コピー」ツールを選択.

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Ctrlを押すとコピー,押さない場合は移動となります.
ここではコピーなのでCtrlを押すと,マウスカーソルに「+」の記号が付きます.
そして,コピー(もしくは移動)の基準となる点を選択します.
次の配置を考えると,パーツ接続面の四隅の点のいずれかを基準点として選択するのが後の配置がやりやすいように思います.
ここでは,右下隅を選択.

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そのままぐぃっとマウスで動かします.

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そして配置点を選択.この場合は,元になった直線レールの接続面の基準点に対応する点を選択します(基準点と配置点が重なるイメージです).
配置点が選択しずらい場合は,画面の回転,拡大縮小等を行ってください.
場合によっては,一度適当な場所にパーツを置き,より配置しやすい基準点を選択するのも可です.

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パーツを複数選択して一気にコピー配置すると(特に橋脚や曲線レール等)楽です.

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さらに回転が必要な場合は,パーツを選択後(移動,コピー後であれば選択状態のままで),まず「回転」ツールを選択.

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そして回転中心点を選択.以下の例では,曲線レールをコピー移動し,接続面右上隅の点基準で配置.さらに回転ツールを選択して,この点を回転中心点として選択した状態です.

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ここでは青の軸(Z軸)回りの回転であるため,回転ツールの色が青となったところで回転中心点をクリックします.
ちなみに赤だとY軸,緑だとX軸(どちらがXでYかは微妙ですが),黒だとその他の面や線基準での回転となっています.

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そして,回転基準点を選択.ここでは接続面の左上隅の点としています.

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マウスで回転させ,接続する相手側の対応する点を選択して回転完了です.

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パーツをひっくり返すような場合は,上記例ですと赤や緑軸回りの回転として回転します.

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正確な角度を指定して回転する場合は,回転基準点を選択後,回転中にテンキー等で「180」といった数字を打ち込むと右下の数値入力Boxに値が入力され,Enterキーにて確定,回転します.

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さらに移動や回転を使用して目的の向き,位置に配置します.

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後はこの繰り返しで,パーツの配置ができると思います.
場合によっては,あらかじめ45°づつ回転させた曲線レールを配置しておいてそれをコピーして使用したり,ある程度組み立ててあれば,再利用できる部分を複数選択して一気にコピーすると楽ができます.