複線ポイントレール②
複線ポイントレールAを使って,2つのループ間で車両を入換えるレイアウト・・・実際のレイアウトは後に考えるとして,構想として以下のところに落ち着きました.
plalayout@ウィキさんで紹介されているスプリングポイントや,自動ターンアウトレールをSetの位置にて使用する(スプリングポイントと同じ機能が得られる)と,さらにレイアウトの自由度が高まりそうですが,とりあえずのところ,無改造で現所有レールのみ(自動ターンアウトが1本しかないので(^^;)で構成しています.
まずループ1とループ2
この状態が初期状態で,ループ1を走行する車両A(赤),ループ2を走行する車両B(緑)とも延々とループし続けます.ループ1の回転方向は左周りで一定ですが,2についてはどちらの方向でも可です.
なお,自動のりかえ駅を使う関係で,前回検討した構成からループ1上の複線ポイントレール左右のポイントを,ターンアウトレールからY字ポイントレールに変えています(機能的には同じです).また,自動のりかえ駅の設定は,上側(ループ1内)が手動(通過),下側を自動(停止)としています.
ここでループ2のポイントを一つ手動で切換え,車両B(緑)をループ2の外へ出します.
車両B(緑)は衝突防止用の自動乗り換え駅で停車します.(「自動」設定)
ループ1を走行する車両A(赤)が自動乗換駅に到達し通過(「手動」設定)すると,車両B(緑)も発車します.
車両B(緑)がループ1に進入することで,ポイントを車両A(赤)がループ1から脱出する方向に切換えます.
その後,車両B(緑)は複線ポイントをクロス方向へ進行し,ループ1より抜けます.
これにより,車両A(赤)はループ1から抜け,ループ2へと進みます.自動乗り換え駅は逆走となるため機能(停止)しません.
車両B(緑)は自動ターンアウトにより(設定Auto)最初は左へ曲がります.
その後,車両B(緑)は複線ポイントをクロス方向へ抜け,ループ1を逆走(右周り)し,再度,複線ポイントからクロス方向に抜けます.
これによりループ1脱出用のポイントが,再度ループ方向に切換えられます.
自動ターンアウト機能により,車両B(緑)は自動ターンアウトを今度は直進し,ループ1に左周り方向から進入します.
脱出用ポイントはループ方向に戻っているので,車両B(緑)はループ1を延々と回り続けます.
ループ2方向へ進行した車両A(赤)は,車両B(緑)を最初に脱出させたポイントからループ2に進入します.
どちらから進入するか,どちら周りになるかは,車両B(緑)がループ2を回転していた方向に依存します.元々車両B(緑)が右周りであった場合は左周り,左周りであった場合は右周りとなります.
いずれにせよ,ループ2に進入後はポイント操作を手動で行って脱出させない限り,延々とループ2を周回し続けます.
これでループしていた両車両が入れ替わるレイアウトができる・・・と思います.
入換えのきっかけは一つのポイント操作で与え,以後は自動で入換え完了しますので,子供にも操作は簡単なはずです.
もっとも,一通り眺めた後は各ポイントをテキトウに弄りだすのは目に見えていますので・・・すぐに破綻するのは明白ですが(^^;
次は,各区間のレールの長さを適度に調整し,実際に組むレイアウトを考えてみます.
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