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August 2009

複線ポイントレール②

複線ポイントレールAを使って,2つのループ間で車両を入換えるレイアウト・・・実際のレイアウトは後に考えるとして,構想として以下のところに落ち着きました.

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plalayout@ウィキさんで紹介されているスプリングポイントや,自動ターンアウトレールをSetの位置にて使用する(スプリングポイントと同じ機能が得られる)と,さらにレイアウトの自由度が高まりそうですが,とりあえずのところ,無改造で現所有レールのみ(自動ターンアウトが1本しかないので(^^;)で構成しています.

まずループ1とループ2

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この状態が初期状態で,ループ1を走行する車両A(赤),ループ2を走行する車両B(緑)とも延々とループし続けます.ループ1の回転方向は左周りで一定ですが,2についてはどちらの方向でも可です.
なお,自動のりかえ駅を使う関係で,前回検討した構成からループ1上の複線ポイントレール左右のポイントを,ターンアウトレールからY字ポイントレールに変えています(機能的には同じです).また,自動のりかえ駅の設定は,上側(ループ1内)が手動(通過),下側を自動(停止)としています.

ここでループ2のポイントを一つ手動で切換え,車両B(緑)をループ2の外へ出します.
車両B(緑)は衝突防止用の自動乗り換え駅で停車します.(「自動」設定)

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ループ1を走行する車両A(赤)が自動乗換駅に到達し通過(「手動」設定)すると,車両B(緑)も発車します.

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車両B(緑)がループ1に進入することで,ポイントを車両A(赤)がループ1から脱出する方向に切換えます.
その後,車両B(緑)は複線ポイントをクロス方向へ進行し,ループ1より抜けます.

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これにより,車両A(赤)はループ1から抜け,ループ2へと進みます.自動乗り換え駅は逆走となるため機能(停止)しません.

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車両B(緑)は自動ターンアウトにより(設定Auto)最初は左へ曲がります.

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その後,車両B(緑)は複線ポイントをクロス方向へ抜け,ループ1を逆走(右周り)し,再度,複線ポイントからクロス方向に抜けます.
これによりループ1脱出用のポイントが,再度ループ方向に切換えられます.

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自動ターンアウト機能により,車両B(緑)は自動ターンアウトを今度は直進し,ループ1に左周り方向から進入します.

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脱出用ポイントはループ方向に戻っているので,車両B(緑)はループ1を延々と回り続けます.

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ループ2方向へ進行した車両A(赤)は,車両B(緑)を最初に脱出させたポイントからループ2に進入します.
どちらから進入するか,どちら周りになるかは,車両B(緑)がループ2を回転していた方向に依存します.元々車両B(緑)が右周りであった場合は左周り,左周りであった場合は右周りとなります.
いずれにせよ,ループ2に進入後はポイント操作を手動で行って脱出させない限り,延々とループ2を周回し続けます.

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これでループしていた両車両が入れ替わるレイアウトができる・・・と思います.
入換えのきっかけは一つのポイント操作で与え,以後は自動で入換え完了しますので,子供にも操作は簡単なはずです.

もっとも,一通り眺めた後は各ポイントをテキトウに弄りだすのは目に見えていますので・・・すぐに破綻するのは明白ですが(^^;

次は,各区間のレールの長さを適度に調整し,実際に組むレイアウトを考えてみます.

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複線ポイントレール①

新規購入した複線ポイントレールAを使って,今までとはちょっと違ったレイアウトができないかと考えています.

このレールの特徴は,下図の通りで・・・下図右側から入った場合はクロス方向に進行し,左側から入った場合は直進します.

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今後少し,このレールを使って現有レールで組めるレイアウトを考えていくつもりです.
「こんなのを作りたい!」ではなく「この部品を使いたい!」が最初に来ていますので,微妙なレイアウトになる予感がしないでもないですが(^^;・・・今のところ,以下のようなものを構想しています.

基本構成としてループが一つ.特に何もしない場合は延々と回り続けます.

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このループから抜け出すために,下図Aより別の車両(緑)を進入させます.
この車両(緑)はD方向へ抜けて行きます.

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この際,車両(緑)はポイントAを直進方向に切換えるため,ループしていた車両(赤)はポイントAを直進しループから抜け出します.

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抜け出したままで戻れないのでは面白くないので,今度は下図Bの方向から車両(桃)を進入させます.すると元のループ方向とは逆方向に1周し,ポイントAを元の位置に切換え,ループからD方向へ抜け出します.

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この状態で,ループ用の車両(赤)をC方向よりループに進入させると,一度ポイントBを直進方向に切換えますが,一周回ってくることで元の位置にポイントBを戻します.
その後は元々の通り,延々とループを回り続けます.

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次回以降,上記構成を基本として,2つのループ間で車両を入換えるようなレイアウトに発展させる方向で考えていくつもりです.

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複線系レールとEH500金太郎セット購入

前回の更新したのはいつのことだったか・・・まとまった時間が取れず,SketchUpの操作方法を忘れるほど放置してました.
SketchyPhysicsについてもほとんど進展してません(^^; また,コメント頂いた方,返答もせず申し訳ありません.

プラレールにもほとんど触れない日々を送っておりましたが,帰省した際に子供にねだられて幾つかのパーツを購入しました.持って帰れる量に限りがあったので多少ですが,以下のパーツと車両が新入荷です.
・R-05 複線曲線レール
・R-09 複線外側曲線レール
・R-15 複線ポイントレール
・R-11 ターンアウトレール (追加)
・EH500金太郎 (セットを購入.貨車10両付き)

売り場で子供が手放さず,仕方なく購入したEH500金太郎セットですが・・・付属の貨車10両と合わせて計12両編成.いつのまにか車軸部のギアが割れて手押し専用になってしまっていたEF66の貨車2両と合わせると,14両の大編成です.

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走行させてみると通常の3両編成にはない妙な存在感があり,レイアウト上のアクセントとなってくれそうです(^^)

ただし・・・やたら長いせいで,急な坂や連続したカーブ,接続の甘いレール等があると非常に脱線しやすいのが玉に傷です.安定して長時間走行させるためには,複雑なレイアウトを避けた専用線が必要かもしれません.

SketchUpの操作を思い出すのも兼ねて,とりあえず面白そうな複線ポイントレールを新規にモデル化しました.2種類ある内の自動切換の方(というか手動でない方)で,勝手に複線ポイントレールAと名づけています.

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作ったモデルと実物は構造が若干異なりますが,レイアウト検討のため進行方向を分かりやすくモデル化したつもりです.
合わせてダウンロード用データも更新しました.

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