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January 2009

自動のりかえ駅を使った多編成運行⑤

前回,自動のりかえ駅のロジックが上手く働かなかった原因を調べてみました.

事故の発生した300系とE2あさまの組み合わせにて簡単なレイアウトを組んで走行させてみたところ,10回に1回程度の割合で,自動のりかえロジックが作動不良を起こしました.

よくよく観察すると,明らかに300系が原因です.最後尾車両のスカート部が自動のりかえ機を引っ掛けるような感じで自動のりかえ機能が誤作動しています.

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車両を裏返してみると,ネジ留めされている車軸を押さえる部材がズレてました.そういや子供がドライバー持ってゴソゴソやってた記憶が・・・ともかく,正常な位置に組み直したところ,自動のりかえ機能は問題なく作動するようになりました(写真は組みなおし後です).

正常に機能するようになったので次回テスト用のレイアウトを検討してますが・・・前回作った自動のりかえ駅周りのレイアウトは,やはりどうにも不恰好で拡張しにくい構成です.
現実的には,以前に作った「短い反転路+長い本線」の組み合わせの方が,色々なレイアウトに組み込みやすく便利そうです.

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例えば上記のような構成で短い反転路を構成し,自動のりかえ駅の左側を「手動」,右側を「自動」に設定すれば,前回までで検討しているのと本質的には同じ機能が得られます.この構成であれば,上図下部側には好きなようにレイアウトできますし,自動ターンアウトレールも必要ありません.

ただし,以前に4編成同時走行を狙って失敗し,結局上記レイアウトで3編成同時走行とした際に問題となった点・・・手動側を通過した列車が自動側に到着する前に次の列車が到着してしまうとシーケンスが崩れる・・・という点がやはり問題になります.そもそも今回の検討はこの点の防止が思考の出発点になってたのですが,理論的にベターでも使いにくいレイアウトでは役に立ちませんので(^^; この反転路の影響をもう少し考えてみます.

基本的には,反転路を走行するのに必要な時間を,前回検討した内容に余裕として足し込んでやれば問題ないはずです.
実測してませんが,上記反転路の必要走行時間は・・・たぶん3,4秒.余裕を見て仮に5秒とします.

本線側の必要走行時間が,仮に一番速い列車で40秒,一番遅い列車で45秒とすると,反転路のない前回のようなレイアウトとした場合,最大同時走行可能列車数は,40/(45-40)+1=9列車.余裕を5秒見込んだ場合は40/(45-40+5)+1=5列車で,10秒の初期間隔となります.

これに反転路分としてさらに5秒の余裕を見込んだ場合,40/(45-40+5+5)+1=3.6列車となり,3列車同時走行が実用限度と思われます.

この反転路分の5秒ですが,他の要素が本線の長さには依存しないのに対して(車両の速度差にのみ依存),常に「5秒」が(ほぼ)固定と考えられるため,本線の長さが長ければ長いほど,その影響は小さくなるはずです.

上記例で計算した場合,
本線の長さが40秒相当であるとすると,
反転路なし:5列車
反転路あり:3.6列車

本線の長さが20秒相当であるとすると,
反転路なし:20/(22.5-20+2.5)+1=5列車
反転路あり:20/(22.5-20+2.5+5)+1=3列車

本線の長さが80秒相当であるとすると,
反転路なし:80/(90-80+10)+1=5列車
反転路あり:80/(90-80+10+5)+1=4.2列車

本線の長さが120秒相当であるとすると,
反転路なし:120/(135-120+15)+1=5列車
反転路あり:120/(135-120+15+5)+1=4.4列車
となります.

本線長さが80秒相当で4列車同時走行であれば・・・電池の消耗等で余裕がほぼゼロになったとしても,速い列車に対する遅い列車の速度が約80%以上あれば,なんとか同時走行できるはずです.

次回は現有レールで可能な限り長く,本線長さ80秒以上を目標に,反転路ありでレイアウトを考えてみます.

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自動のりかえ駅を使った多編成運行④

前回に引き続き自動のりかえ駅と自動ターンアウトです.
まずは実際のレイアウトをPC内に作ってみます.

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無駄にKerkytheaでレンダリングしてますが(^^; 自動のりかえ駅と自動ターンアウトレール部の構成は前回の検討通り.そこからぐるぐるっと上へレールを延ばしています.

2009012403

実際に組んでみたところ・・・特に問題なく組めましたが,ややデカイ.もうちょっとスマートに組めないかな? というところが今後の課題です.

前回までの検討の通り,新幹線系4列車を実際に走らせて速度を計測してみます.子供が無茶させてますので電池がかなり弱ってますが,敢えてそのまま計測してみました.

3周しての平均タイムは以下の通り.
ドクターイエロー: 41.5秒
300系: 40.2秒
E2系あさま: 41.2秒
E3系こまち: 45.8秒

E3系こまち,電池がほぼ終わってます.タイムもさることながら上り坂で止まりそうな勢いだったので電池を新品に交換したところ・・・

E3系こまち(電池新品): 34.6秒

速すぎました(^^; しょうがないので余ってた貨物列車から電池を抜き取って試したところ,

E3系こまち(程良い電池): 39.0秒

となり,程良い感じです.各列車の周回ごとのタイムのバラツキは最大でも1秒程度で,この点でもなんとかいけそうです.

理論的な最大同時走行可能数は,39.0/(41.5-39.0)+1=16.6列車.これに対して実際は4列車ですから余裕バリバリのはず.
与える初期間隔は39/(4-1)=13秒.最低必要な間隔が41.5-39=2.5秒ですので,10.5秒の余裕.各列車のタイムのバラツキを考慮しても,これだけあれば楽勝なはずです.逆にいうと検証という意味では楽過ぎますが・・・まずはテストということで(^^;

自動のりかえ駅を両側とも自動に設定し,最初の一台を投入.その後自動ターンアウトレールの手前から約13秒間隔で列車を発車させます.

しばらくは問題なく走行していましたが,「まあ,問題なさそうやね」と目を離していると・・・

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ガシャンという音と共に,自動のりかえ駅後の合流部分で,E2あさまと300系が衝突転覆.高架下へ落下して大事故発生です(^^;

原因を探るべく再度走行試験を行ったところ,自動のりかえ駅での入れ換え時,時々,ロジックが上手く働かないことがあることが分かりました.

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この写真,本来であれば外側に停車している300系が内側のE2あさまの到着により発車し,E2あさまは次のドクターイエローの到着まで停車する状況なのですが・・・E2あさまの到着により300系が発車するところまでは良かったのですが,300系の発車によりなぜかE2あさままで発車してしまっています(内側が手動に設定されているような感じ).
このままいくと合流部で衝突するのも納得です.

「晩飯ギョーザなんで,さっさと片付けてギョーザの皮作れ

奥様の温かいお言葉により,本日は残念ながらここまででした(^^;

基本的なシステムとしては上手く作動してそうですが,もう少し厳しい状況でテストしてみる必要がありそうです.
自動のりかえ駅の問題は・・・駅そのものに問題があるのか,車両に問題があるのか,レイアウトに問題があるのか,今後原因を調査してみます.

勘ですが,自動のりかえ駅の前後に1/4直線レールを使ったため,自動のりかえ駅の高さと通常レールの高さの差によってやや急な段差ができています.この段差で発車した列車が跳ねて自動のりかえ機能が誤作動しやすくなっているんじゃないかと疑っているのですが・・・子供はかなり手荒なので,駅が単に壊れ気味なだけかもしれません(^^;

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自動のりかえ駅を使った多編成運行③

実際にレイアウトを作成する前に,周回路の全路線長と同時走行可能な列車数を考えます.

感覚的に「長い方が間隔を長く取れるので有利やろ」と単純に思っていましたが・・・ちょっと考えると・・・明らかに間違いでした(^^; 一定なのは各列車の速度比ですので,追突を避けるために必要な距離は,路線長が伸びればそれに応じて伸び,結局,路線長を長くしても同時走行可能な列車数は増えないことに気が付きました.

もちろん,物理的に最低必要な路線長はありますし,要求される発車間隔精度としては明らかに路線長が長い方が有利です.そしてたぶん,路線が長い方が,周回ごとの列車速度(所要時間)のバラツキも抑えられるのではないかと感じます.(ひょっとすると逆かもしれませんが(^^;)

全路線長をX,一番速い列車の速度を1.0,一番遅い列車の速度が仮に0.8であったとすると,1周するのに必要な時間はそれぞれ,X/1=X,X/0.8=1.25Xとなります.
つまり衝突を防ぐには最低1.25X-X=0.25Xの間隔(時間)が必要です.
速い列車基準で考えると,1周回に必要な時間がXですので,0.25Xは1/4周となり,この場合は周回路上を同時に走行できる最大数は4,さらに自動のりかえ駅に停止している分を含めて5列車が最大となります.

同様に計算すると,遅い列車の速度が1.0であれば(理論的には)同時走行可能数は無限大.0.9で10列車,0.8で5列車,0.75で4列車,0.67で3列車となります.(実際には余裕を見込む必要がありますので,さらに列車数を減らす必要があります)

今後,実際にレイアウトを組み,以下で走行させる列車数を決めます.
①各列車を実際に走行させ,周回タイムを計測する.
②最速タイム / ( 最遅タイム - 最速タイム ) + 1 が同時走行可能な最大列車数をなります.
最速30sec,最遅37secであれば30/(37-30)+1=5.3列車となる.
③小数点以下は切り捨て,さらに余裕を見込んで同時走行させる列車数を決める.
上記の場合であれば,最大5,実際は余裕を見込んで4列車とします.
④決定した列車数から常時停止している1列車分を引き,その値で最速タイムを割った値を間隔として各列車をスタートさせる.
上記例では,最速タイム30sec/(4-1)=10secとなりますので,分岐(自動ターンアウトレール)の手前から,10秒ごとに各列車を発車させます.

この例の場合,実際の時間的な余裕は10-7=3秒です.果たしてこれで十分なのかどうか・・・厳しそうな予感がしますが,実際にレイアウト組んで試してみます.

で,現在構想中なのが以下のレイアウトです.

2009012302

正直不恰好なんですが・・・(^^; 気をつけた点としては,分岐(自動ターンアウト)から自動のりかえ駅を通り再び合流するまでの路線長がなるべく等しくなるようにした点です.
分岐後の路線長さの差が大きくなると,周回(もしく列車)ごとに1周あたりの走行距離が変わってしまいますので,追突を防ぐために非常に大きな余裕が必要になると思われます.

後はテキトウに上へレールをつなげ,レイアウトを組んでみます.

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自動のりかえ駅を使った多編成運行②

前回に引き続き,自動のりかえ駅と自動ターンアウトレールを使った周回路について,もう少し検討を進めてみます.

まず・・・単純な周回路の場合,同時運行可能な列車数は基本的に1です.
列車間の速度差がゼロであれば物理的に配置可能な限り同時運行できますが,現実的にはありえません.

自動のりかえ駅を使った場合,基本的には常に1列車をホームに停車させておくことで,2列車を運行可能としています.ただし,周回路上を走行している列車数が常に1であることに変わりありません.

2009012301

クリスマス用レイアウトに使った上図の方法の場合,2列車が同時に動いている状態を作り出すことができる点で優れていますが,本質的には単純なレイアウトと同様です.

長い方の路線が本来の周回路で,この本線上で動いている列車数は常に1です.短い方の路線は自動のりかえ駅の構成上,ホームを入れ換える必要があるための反転路であり,「本線(長い方)の列車が戻ってくるまでの間,ずっと停車してるのも暇なので・・・ちょっと動いて反転してきた」ってな扱いです.
ですので,本線の列車が戻ってくるまでに,必ず反転を終わらせて駅に停車していなければなりません.本線上を動いている列車の数を増やすことは,残念ながらこのレイアウトでは難しそうです.

自動のりかえ駅を複数個使えば,周回路を幾つかの「本線」に分割できることになるため同時運行可能数は増えていくのですが・・・さすがに同じセットを複数個買うといった暴挙は,嫁に「アホの極みやね.子供の教育上よろしくないのでさっさと捨てて来い」と言われること確実ですので・・・実現不可能です(^^;

前振りが長くなってますが,何とか現有レールで複数同時運行の実現を目指した苦肉の策が,今回検討中のレイアウトです.

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前回同様,
・右側のY字ポイントレールは「自動切換機能を持っている」.
・自動のりかえ駅は「1番線(上),2番線(下)とも右側から列車が進入した際に自動のりかえ機能が働く」スペシャル品である.
と考えて下さい.

このレイアウトの場合,先行する列車との間隔は,後続の列車によって作られる点がポイントです.
先行する遅い列車と後続の速い列車を考えた場合,走行することによって両列車の間隔は縮まりますが,自動のりかえ駅で停車することにより,両列車の間隔は,速い列車とさらに後続の列車との間隔に等しくなります(リセット).

別の言い方をすると,ある列車と後続列車との間隔が,先行列車との間隔に移るという感じです.自動のりかえ駅の直前で,AとBの間隔が9秒,BとCが5秒,CとDが8秒であったとすると,自動のりかえ駅を通ることで,
A 9秒 B 5秒 C 8秒 D ・・・であったものが,
A 5秒 B 8秒 C ・・・ D ・・・となります.

実際は,先行する遅い列車に後続の速い列車が走行中に追突しないように初期間隔を与えます.ただし,遅い列車と後続列車の間にだけ大きな初期間隔を与え,他の速度が同程度の列車間には短い初期間隔しか与えなかった場合,この短い初期間隔がいずれは遅い列車とその後続の列車間に移ってきますので,その周回で追突が発生してしまいます.

また,一番遅い列車の後ろに少し遅い列車,その後ろに速い列車というように配置したとしても,結局のところ,一番遅い列車とその後続の列車間に,一番遅い列車と一番速い列車の速度差に相当する間隔の減少が発生します.つまり,どのように列車を配置したとしても,各列車間に初期間隔として,1周のうちに一番遅い列車に一番速い列車が追突しないだけの間隔(+余裕)を最低与える必要があります.

仮に列車Aから列車Dまでの4列車同時走行とし,一番速い列車Aを基準として見た場合の各列車の遅れが,
A=0秒
B=5秒
C=2秒
D=4秒
であったとすると,一番遅い列車Bに一番速い列車Aが1周のうちに衝突しないだけの初期間隔5秒+余裕5秒=計10秒以上を,他の列車間にも初期間隔として与えれば問題ないということになります.

一番速い列車の速度を基準として全体を見た場合,全体の動きとしては,周回ごとに各列車間の遅れが先行する列車間に伝播し,最終的にはぐるっと一巡して元の列車まで到達して本来の遅れと相殺されて元の間隔に戻る,という動きを繰り返します.

各列車間の遅れは全体の周回速度を遅らせる方向には蓄積されますが,ある列車間に複数の列車間の遅れが蓄積されることはありません.

というわけで・・・試してませんので自信はありませんが,理論的にはたぶん,今回検討したレイアウトで複数編成の同時走行ができるはずです.

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自動のりかえ駅を使った多編成運行①

前回の失敗(4列車同時走行に挑むもあっさり失敗)以降,暇を見つけては自動のりかえ駅と自動ターンアウトレールを使い1路線上に多編成を同時運行するレイアウトを考えています.

そんなわけで,子供のお漏らしパンツ(「大」付き)を洗面所で泣きながら洗ってる時に(^^; ふと思いついたレイアウトについて以下検討してみました.

基本コンセプトは・・・単線の周回路線に自動のりかえ駅を単純に組み込み,自動ターンアウトで入線するホームを切換えて自動のりかえを機能させつつ同一方向に列車を流す・・・というものです.

以下,もっとも単純な自動のりかえ駅のレイアウトですが,考えやすくするために,敢えてこの絵を使います.

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・右側のY字ポイントレールは「自動切換機能を持っている」と考えて下さい.
・自動のりかえ駅は「1番線(上),2番線(下)とも右側から列車が進入した際に自動のりかえ機能が働く」スペシャル品であると考えて下さい.

いずれもそんなもんは存在しませんので,あくまで概念上のものです.

現実は,自動のりかえ機能が働く方向が1,2番線で逆であるため,上図で反時計回りに列車を運行する場合,
自動ターンアウト → 2番線へはそのまま入線して右から左へ抜ける.
自動ターンアウト → 1番線へはぐるっと回って左から入って右に抜け,再度ぐるっとまわって2番線から抜けてきたレールに合流する.
といった形でレイアウトを構築する必要があります.

実現方法は後で考えるとして(^^; ともかく・・・
・1,2番線とも「自動」に設定.
・列車Aが1番線に停車している状態で,自動ターンアウトにより後続の列車Bが2番線に入線し停車.これにより1番線の列車Aが発車.
・さらに後続の列車Cが自動ターンアウトにより1番線に入線して停車.これにより2番線の列車Bが発車・・・
といった運行方法です.

仮に列車A,Cが同じ速度で,列車Bが1周あたりA,Cに対して5秒遅れるとし,各列車間の初期間隔が10秒であったとします.

1周の後,列車AとBの間隔はBが5秒遅れるため15秒となり,BとCの間隔は5秒となります.この段階ではCとAの間隔は10秒のままです.
自動のりかえ駅が無ければ次の周回後にCがBに追突しますが・・・

自動のりかえ駅がある場合,Aの停車後,Aの発車はBの到着を待たねばなりませんので,Aは15秒間停車することになります.
Aの発車(=Bの到着)後,5秒後にCが到着しBが発車します.つまりAとBの間隔は5秒となります.
Aは通常より5秒長く停車していたため,CとAの間隔は15秒となっており,Bの発車(=Cの到着)後,15秒後にAが到着しCが発車します.つまりBとCの間隔は15秒になります.

次の周回では,Bが1周することで5秒の遅れが生じるため,5秒であったAとBの間隔は10秒となり,Aの到着後,10秒後にBが到着しAが発車します.つまりCとAの間隔は再度10秒となります.
同様に,15秒であったBとCの間隔は10秒となるため,Bの到着後,10秒後にCが到着しBが発車します.つまりAとBの間隔も再度10秒となります.
CとAの間隔も10秒となっているため,Cの到着後,10秒後にAが到着しCが発車します.つまりBとCの間隔も再度10秒となります.

以下繰り返しで・・・構想上,追突せずに周回し続けることができるはずです.

実際に試していませんので本当に正しいかどうか自信はありませんが,構想段階の結論としては,
①速度がそれぞれ異なる複数同時走行であっても,理論的には構想通り機能するはず.
②同時運行可能な列車数は,路線全長には依存せず,同時運行する列車内でもっとも速い列車と遅い列車の速度差に依存する.
③同時運行可能な列車数は上記速度差に反比例し,各編成間の間隔を理論的な必要最小限とした場合(余裕なし)でも,遅い列車の速度が速い列車の速度の66%を下回ると,同時運行可能な列車数は2列車となり,自動のりかえ駅を普通に使ったのと変わらなくなる.
といったところにたどり着きました.

以下次号.

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複線系レール作成

複線系のレールはまったく持ってないのですが,「たぶん,こんな感じだろう」という推測と,「今までの単線系パーツからして複線系の寸法はこうあるべき」という御都合主義(^^;でもって作成しました.
間違い等ありましたら御指摘下さい.

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どうデフォルメしてモデル化するか悩みそうな複線ポイントレールと複線ターンアウトレールは後日作成として(^^; 複線直線,複線曲線,複線外側曲線,複線渡りポイントと複線ブロック橋脚です.

それぞれ,複線のレール間隔は60mm,これに合わせて外側の曲線レールは215+60=r275mmとしています.

合わせてレール部品ダウンロードページを更新.
幾つかの既存パーツも,不必要な内部情報(ゴミ)を削除してサイズダウンしたため更新しています.

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Kerkytheaと2倍直線,曲線レール

レンダリング用ソフトとして,フリーで有名どころのKerkytheaを試してみました.
商用ソフトに劣らぬ出来と言われるだけあって設定項目も豊富です.機能制限なしで大きな画像サイズを出力できるのがPodium(無料版)より優れるところですが,SketchUpからボタン一発即レンダリングというわけにはいきません.

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設定項目が非常に多く,使いこなせば物凄い画像が作れそうですが・・・たぶんそこまで理解して使いこなすのは遠い先の日になりそうです(^^; 試行錯誤しながらKerkytheaをメインで使いつつ,Podiumも併用していくつもりです.

レンダリングで遊びつつ,2倍直線レールと2倍曲線レールをモデル化してみました.
と言っても,それぞれ直線レールと曲線レールを2本繋いだだけです.実際のレイアウト検討においても,通常の長さのレールで代用すればこと足りますので・・・必要ないといえば必要ないのですが・・・

2009011101

実際にレイアウトを組む際も,直線及び曲線レールの節約といった使い方が主です.
そもそもは「必要橋脚数を減らしたい」という目的で購入しましたが,両端を橋脚で支えただけでは車両通過時に撓んでしまいます.

2倍直線レールは「多少の撓みに目をつむれば」,橋脚2個だけでなんとか使えないことはありません.2倍曲線レールの場合は,撓みが大きすぎてほぼ確実に車両が転覆します.

やや使いにくい2倍系のレールですが,便利な使いどころもあります.
例えば以下のようなレイアウトを組む場合,

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普通に(厳密に)組むと,以下の2点で橋脚が下にあるレールと干渉します.

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普通の長さのレールを使った場合,どうしても接続部分を橋脚で支える必要がありますが,2倍直線,曲線レールの場合,厳密に中間点を支える必要はありません.両端の支えだけでは明らかにNGですが,中間点の橋脚を少しずらしても(レールの接続部分がないので)特に問題なく,下にあるレールと橋脚の干渉を防ぐことができます.

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まあ,実際に組む際は多少無理にずらすことは良くあることで・・・2倍系のレールは必ずしも必要とまでは言えないのですが(^^;

合わせてレール部品のダウンロードページを更新.

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Podiumでレンダリング

レンダリングなんてのはかなり複雑な設定と作業が必要だと思って敬遠してたのですが,SketchUpのプラグインとして動作するPodiumの無料版にて試してみました.

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キレイです.正直びびりました(^^;
DLしてインストールして,光源設定なしでテキトウにレンダリングした結果です.非常に簡単.殆ど難しい設定なしです.
無料版ですので出力サイズが500x500までですが,Webに張る分にはとりあえず十分.

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視点を拡大した状態でレンダリングしてみましたが十二分なクオリティ.
あんなにテキトウに作ったモデルがなんとなく本物っぽく見えます.

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前回作ったレイアウト.(光源設定なし)

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駅に光源を設定してみました.背景変えたりして全体を暗くするともっと雰囲気でそう.

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SketchUpで影を設定し,それを光源としてレンダリングしてみました.鉄橋が渋すぎます.女性のリアリティも5割増しで,おもわず,出力サイズ制限なしの製品版が欲しくなりました(^^;

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自動のりかえ駅と自動ターンアウト

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こころもち和風な香りのする愛人宅にて謹賀新年・・・いえ,女性を配置する必要はどこにもないのですが・・・なんとなく(^^;

今回は,自動のりかえ駅と自動ターンアウトレールを使い,多編成を同時に走行可能なレイアウトを検討してみました.1路線に4編成を同時走行させることを目指しましたが,結論からするとNG.無理がありました.

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300系にサイドアタックを食らって脱線転覆中のこまち.

まずは全景.

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2編成を1グループとして運行し,各グループ内の編成間の間隔を自動のりかえ駅にて自動調整.かつグループ内の先頭編成が毎回入れ替わり,子供を飽きさせないレイアウトが目標でした.

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まず,自動ターンアウトレールと自動のりかえ駅を配置.バイパス側に街の駅を配置しターンアウトレールにて再合流させます.
自動ターンアウトレールと自動のりかえ駅は切換が機能する進入方向が逆で,1/4直線レールがどうしても必要となりいまひとつしっくりきません・・・この向きに使うのはそもそも好ましくないような気もしますが,まあ(^^;

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ターンアウトレールで合流させた後,ぐりっと回して自動のりかえ駅の逆側に接続します.キレイに繋ごうとするとかなりのスペースを使ってしまい・・・まがレールの使用を考えましたがなんとか我慢.

自動のりかえ駅は自動ターンアウトレール側を自動,逆側を手動に設定.
1グループ2編成をセットとして考え,先の編成が自動ターンアウトを直進して自動のりかえ駅で停止.

次の編成が自動ターンアウトレールによりバイパス側(街の駅側)を走行し,ぐるっと回って自動のりかえ駅を通過することで,停車していた最初の編成が発車.

常に一定間隔を確保して衝突を防止すると共に,停車する編成が常に入れ替わることで子供の目を錯乱して飽きさせない・・・完璧です.各グループ間の間隔を調整する機能がないことを除けば(^^;

自動のりかえ駅の手動側を通過した後,路線は無駄に長くなります.2グループを干渉なしに走らせるためには,最低でも自動のりかえ駅の自動側から手動側までの路線長 x 3が必要です.
とりあえず駅を跨ぎながらループを登ります.

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横から見るとこんな感じ.

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鉄橋を渡って下りのループに入り,自動ターンアウトまで戻ってきます.

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俯瞰すると.

20090104141

下りのループでは,少しでも路線長を稼ぐために片側にだけ坂レールを使っています.

ちょっと上りのループがさびしいので,別路線を隙間に入れて完成です.

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さくさくっと組み上げて,さっそく試験走行です.

2009010402

300系新幹線と700系ドクターイエローの西日本グループ.
E2系あさまとE3系こまちの東日本グループ.

数周は無事走行できましたが,300系の電池が弱ってて速度が足らず・・・先行する西日本グループに東日本グループが追いつき,東日本グループのシーケンスが乱れて衝突しました.

結局,自動ターンアウトを直進に固定し,自動のりかえ駅の切換設定を逆(自動ターンアウト側が手動,反対側が自動)として一般的な編成間隔調整方法とし,1編成除去して3編成の同時運行とすることで,安定して周回できるようになりました.

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もう一枚.

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その他,正月中に息子が思いつきで組んだレイアウト・・・自動のりかえ駅は機能していませんが,それなりにまとまってます.

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さらに同じく息子作品.彼にとって橋脚は「トンネル」とのことです(^^;

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